通常の根管治療では治らない時の歯根端切除術

前回に引き続き、今回も根管治療になります。

前回では通常のレントゲン写真と比べてCTレントゲン写真でみると、歯の根っこの先の病気があることをわかりやすく、しいては歯を残すことになることを紹介させて頂きました。

しかし、歯の根っこの先の病気も放置されていた期間が長くなってしまうと通常の根管治療では治せない場合があります。

たとえば、右側のようなCTレントゲン写真があります。この場合、前回の症例(左側の写真)に比べると、最終的なお薬は歯の根っこの中にしっかり入っています。ところが、歯の根っこの先が黒いように、歯の根っこの周りの骨が溶けています。

なぜ、このような状態になっているのでしょうか?

根管治療でしっかりと歯の根っこの中にお薬を入れても、歯の根っこの周りの骨は治っていません。

これには理由があります。もし、歯の根っこの内側のバイ菌が歯の根っこの周りにひろがってしまっていると、根管治療により歯の内側のバイ菌を取り除いても治らないのです。

このような状態では「歯根端切除術」という、歯の根っこの先を切ってバイ菌の塊(膿)ごと取り除くという手術が必要となります。

手術後のCTレントゲン写真では歯の根っこの先の病気(レントゲン上で黒くなっている)はなくなり、治療後には溶けていた骨もしっかりと治っています(レントゲン上で黒いところがなくなっている)。

しかし、歯根端切除術をせずにこのままでいると歯の根っこの病気は歯の根の周り全体を溶かしてしまいます。こうなってしまうと歯根端切除術でも対応できず抜歯になってしまいます。

次回はこのような状態を説明させて頂きます。

佐々木歯科醫院

★住所:〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町1丁目6-7 北浜MIDビル1F
★TEL:06-6233-9670
★公式ホームページ:http://www.sasaki.dental/
★グーグルマップ:https://goo.gl/maps/qqqEwHmLsCJDyuu86

お電話のご予約06-6233-9670

初めての方専用WEB診療予約